memo
ちょっとした呟きなど垂れ流します。
作品のことやら、日常のことやら。



『星降る夜へ』の後書き
『黄昏時へ』の別ver.で、主ではなく雷蔵が死んだ場合のお話。相変わらず雰囲気小説というか、なにが言いたいのか。
前回は雷蔵がずっと眠っている話でしたが、今回は主がずっと眠らない話にしたいなと思って書きました。雷蔵が起こさないと絶対に起きない主ですから、雷蔵がいないのに眠るのは自殺行為だと理解しています。
七夕の約束をしていて、それを果たすまでは絶対に眠れないと思っていた主。お腹いっぱいにしちゃダメだし、身体を動かしていないと眠ってしまうからずっと外をうろついていたんだと思います。隣に雷蔵の幻覚を見て、笑いかけたり話しかけたりするので、傍から見たらどう考えてもおかしくなっていますね。もし雷蔵が見たら泣いてしまうなあ、とわかっていながら、幻覚の雷蔵が笑っているのは主の願望です。幻覚だということはわかっているので、消えても何も言いません。
ちなみに伊作については、一年の頃から睡眠障害で悩んでいた主の相談に乗っていた関係性です。雷蔵が現れてとりあえずはなんとかなったのですが、根本的な解決には至らなかったのを悔やんでいたりするんじゃないかと。
眠っている間に約束が過ぎた雷蔵と、ずっと眠れずにやっと約束にたどり着いた主のお話でした。
では、こんなところまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
>>dream